両面にプリントしたクラスTシャツを採用すると、プリントするためのキャンバスが大きくなるので印刷できる内容も増えます。片面だけのプリントに比べると存在感も出るので、周囲の目を引くクラスTシャツになることが期待できます。目立つと言っても、カラーや柄で主張する時のように悪目立ちするリスクが高くないことも魅力です。片面の倍の広さを持つキャンバスは、クラスの意見を最大限に反映させるために大きな効果を発揮してくれるでしょう。
良いことばかりに思える両面プリントですが、気を付けておくべきこともあります。それは前と後ろのプリントデザインを同じにしないということです。両面が同じだと、まとまりがないような印象になる可能性があります。クラスみんなで着ているのに、まとまった印象を持てないのはクラスTシャツとしては合格点をつけることはできません。
まとまりを出すためには、前と後ろでメリハリをつけることが効果的です。背中に大きなプリントを入れて、胸の側には小さめの文字を採用するという具合に、コントラストを明確にすればメリハリのあるTシャツに仕上がります。それぞれのプリント選びにおいては、背中の側は顔が見えないことを意識して選ぶと決めやすくなります。前の方は着用時によれてしまうことが多いことを念頭に置いて選択することが大切です。
細かい文字なら判読できないので、みんなに読んでもらいたいなら避けるべきです。逆にじっくり見れば分かるくらいがちょうどいい場合は前面が向いています。